企業法務について
CCに熟達した経営を目指して
C(コーポレートガバナンス・企業統治)・C(コンプライアンス・法令遵守)の重要性
企業は利益追求を目的としておりますが、営利追求のみを最優先して、法令違反を顧みないで営業を行っていると、業務停止、廃業、事業譲渡などに追い込まれることになります。
「バレなければいい」で済まされません。現在は、企業は営利を目的とすると同時に、その社会的責任(CSR)を果たし、関係法令は勿論、企業倫理に適った行動をとり、社会や株主から信頼される企業統治(コーポレートガバナンス)をすることが求められる時代になりました。そのため、会社全体として、法令遵守(コンプライアンス)の体制を整えることが今後ますます重要になります。
ところで、法務部門やコンプライアンス部門は、営業部門等と違い、収益部門ではないため軽視されがちで、人員面や体制面の整備がされていない会社も多いのではないでしょうか?
当事務所は、企業経営上の重大問題に限らず、日常生起する取引上の問題も含め、丁寧にご相談に応じ、支援するつもりです。
企業不祥事の落とし穴
最近の企業不祥事を見ておりますと
- 会社の決算(営業成績)を良くするためには、不実・不適正を顧みないことも「会社の為になる」という考え方が会社幹部にも、営業現場にも支配的であったと見られること
- しかし、そのような「会社の為になること」ことも、組織ぐるみでやれば特定個人、特定部署の責任にはとどまらないのに、それを無視した無責任経営が継続反復されたと見られること
などが目に付きますね。